Thermofluid and Particle System Laboratory

【最新の研究トピックス】Topics

JST-CREST事業(領域:細胞外微粒子)を実施中

金沢大学とトヨタ紡織との包括協定に基づく共同研究を実施中

汲田教授、M2西澤君とMediterranean University of Reggio Calabria・Frontera教授の共同研究成果が、学術誌Coatingsに掲載(Open access)

研究内容Reseach

環境

大気環境中での微粒子の生成や輸送などのメカニズムの解明は、PM2.5、ウイルス、花粉などの動態の理解や、これら気中浮遊物質の制御技術と関連して重要です。熱流体・粒子システム研究グループでは、ナノ~ミクロンオーダーの気相浮遊微粒子(エアロゾル)計測技術を開発し、種々の環境計測に応用するとともに、室内環境浄化のためのエアフィルタや空気浄化技術の開発に取り組んでいます。

研究テーマ
・エアロゾル計測技術(荷電、分級、凝縮成長、捕集、検出など)の開発
・福江島環境計測サイトにおけるナノ粒子(新粒子生成)の解析(国立環境研究所・福岡大学との共同研究)
・高性能エアフィルタ、ナノサンプラー、回転型粒子捕集器(回転フィルタ)の開発
・富士山頂におけるナノ粒子の観測(富士山測候所を利用)
・気中ウイルスの湿式サンプリング、センサ開発、など

材料

物質の機能を極限まで高める微粒子は化粧品、薬品、食品、触媒、構造材料、電気・電子デバイスなど、様々な工業材料の原料として重要な物質です。熱流体・粒子システム研究室では、これらの微粒子を合成するための様々なプロセスを開発し、エネルギー(吸着式冷凍機)やナノテクノロジーやバイオテクノロジーへの応用展開を目指しています。

研究テーマ
・各種吸着剤の材料表面への固定化と熱・物質移動解析
・エアロゾルデポジッションによる微粒子積層
・金属塩/アルミニウム複合材の水蒸気収着能の向上
・静電噴霧堆積による表面増強ラマン散乱基板の作製
・レーザー照射によるナノ粒子の合成と分散・形態制御
・静電紡糸によるナノファイバ積層膜の作製
・サブミクロン粉体の乾式分散、など

快適

安全・安心・快適な未来社会を創るための、空間ソリューションに取り組んでいます。熱流体・粒子システム研究室では、民間企業との連携により、近未来社会におけるモビリティの快適性や、人間と環境の調和を創出するヒューマン・エコシステムの研究を開始しています。

研究テーマ
・室内環境中の有害物質の計測と制御
・ナノミスト発生デバイスの開発
・近未来モビリティにおける快適性の創出 、など

ナノバイオ

大気環境中の微粒子は様々な疾患の原因物質と考えられていますがその生体内での応答は明らかになっていません。熱流体・粒子システム研究室では、これらの解明に貢献すべく、細胞を用いたin vitro実験系を構築し、細胞応答解析に取り組んでいます。

研究テーマ 
・微粒子による生体応答の相互作用の解明と制御(JST-CREST事業;薬学系・鈴木研究室、WPI・華山研究室との共同研究)
・エアロゾルの細胞応答解析のためのモデル粒子曝露装置の開発
・サイズ分級されたナノ粒子の免疫学的細胞応答と毒性評価、など